Karna Razor Boomslang 2000
〜FPS廃人御用達マウス〜
ハードレビュー一発目は、FPSゲーマーの為だけに
作られたバカマウス、Karna Razor Boomslang 2000です。
販売元の経営難の為、入手自体が非常に困難、
ドライバの更新が止まっている、等の問題アリアリな品ですが、
スペック的には目を見張るものがあります。
マウスは通常、dpi (dot per inch)という基準を用いて感度を計測します。
ごく普通の有線式ボールマウスの平均的感度は400dpiなんですが、
なんとこのバカマウスの感度は・・・
2000dpi
はい、はっきりいってオーバースペックです。
通常のボールマウスのなんと5倍。
感度が高い事で有名なロジクールのデュアルオプティカル(800dpi)の2倍以上の感度です。
表にして比べてみると・・・
名称 | 方式 | 感度 |
Karna Razor Boomslang 2000 | _ボール式_ | _2000 dpi_ |
_Logicool MouseMan Dual Optical_ | 光学式 | 800 dpi |
MS Intellimouse Explorer 3.0 | 光学式 | 400 dpi |
如何にこのバカマウスがトチ狂ったスペックの持ち主かがわかります。
また、大きいのは感度の数値だけではありません。
物理的サイズもでかいのです!
写真等で見てみると、まあそんなもんか?というサイズなんですが・・・
Razor Boomslang 2000 と AirPadPro
実際に手にとってみると・・・
ホイールに中指が届いてません(
´_ゝ`)
でかい。
しかも、重い。
・・・・・・。
しかし実際に使ってみると不思議な事にあまり重さは気になりません。
感度が尋常ではない程高い為、通常のマウスより動かす量が圧倒的に少ないのです。
しかもdpiが高いというのは細かい操作をするのに非常に有利です。
これはZoom時の狙撃を行う際に痛烈に実感できます。
しかもこのマウスの凄いところは、常駐ドライバアプリを使い、
リアルタイムにマウスの感度を変える事が出来る点です。
具体的には腹にあるボタンを押しながらホイールを回す事により、
1から10の感度レベル変更をいつでも(ゲーム中でも)行えます。
ちなみに視覚的にこのマウスのすごさを見てみたい方はこちらのシミュレーターを参照。
*私はこのマウスを一年近く使っていましたが、400dpiのインテリエクスプローラーに変えた際、
余りのレスポンスの悪さに(T2で)まともに戦闘が出来るようになるまで一週間のリハビリを要しました。(--;)
まとめ
ドライバのバグ、入手の困難さ、物理的サイズの大きさ等、何かと問題があるこの品ですが、
これらのハンデをものともしない逸品であると思います。圧倒的なまでの感度と、
パッドを選ばないボール式+有線という安心感はFPSプレイヤーにとっては魅力的です。
と、いうわけで
肉片製造お助け度 ★★★★☆
関連リンク
Razorzone オフィシャルサイト
Razor Blueprints ユーザーコミュニティ